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5月14日の練習会~本番まであとひと月!~

  • 2016年5月16日
  • 練習
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5月14日、GWをはさんで、3週間ぶりの練習会です。

IMG_0480 - コピーあっという間に季節はめぐり、石神井公園は木々の緑と色あざやかな花々に彩られてきました。

石神井池の畔は、黄色いカキツバタが、あちこちに競い合うように咲いています。

 

IMG_0486 - コピーお隣の三宝寺池では、早くもあでやかなスイレンが、水面を覆い始めています。

そう、季節は、もう初夏

…ということは、石オケの本番がもう目の前に来ているということなのです。

 

今日の練習メニューは、ルドルフ・ハケンとチャイコフスキー弦セレの第1・2楽章です。

猫の目のように変わるリズム展開と、弾きなれないアメリカンテーストのコード進行にメンバーの多くが不安を感じているルドルフ・ハケンですが、久しぶりに合わせてみると…あれっ?何かいい感じ…けっこうサマになっています。みなさん、GW中にかなり個人練習を積んできたようです。

そうは言っても、曲調が変わるたびに、テンポに乗り損なったり、休みの長さを数え損なったりと、まだまだ、曲に踊らされているメンバー一同です。それでも、合わせてみると楽しい!ここにハケン先生のソロが加わったら、もっともっと楽しいに違いありません。早く、ハケン先生がいらっしゃらないかな、と来月が待ち遠しくなりました。

IMG_0482 - コピー

メンバーのお土産のチョコレートで、栄養補給した後は、チャイコフスキーの弦セレ。練習会の初回の頃から、ずっと弾き重ねてきたこの曲も、いよいよ仕上げの段階に入ります。

 

 

「フレーズの切れ目は、短い音符でもビブラートを利かせて美しい音で」

「休符の前の音は、トップを見て、きっちり揃えて切るように」

マエストロの注文も、だんだん細かく、厳しくなってきました。

第1楽章の展開部。16分音符が連続するところで、またまたマエストロに「神」が舞い降りてきました。

「試しに、ちょっと早くやってみましょうか!」

わっ!来たぁぁぁぁ~!!

急に1.5倍速くらいの速さで振り始めたマエストロは、途中から急に振るのをやめて、後ろに下がっていってオケ全体を睥睨し始めました。そしてニッコリ笑いながら

「いやあ、この方が熱気があっていいです。これでいきましょう!」

その時、笑顔のマエストロが、頭にツノの生えた悪魔に見えたのは筆者だけだってでしょうか?

本番は何が起こるか、いったい「誰」が降りてくるのか想像もつきませんが、とにかく…楽しみましょう!