Nerimaユニバーサルコンサート~第6シーズン初舞台~

12月8日。石オケは、姉妹オケであるクニトオケとともに、コンサート出演の機会をいただきました。

毎年、12月3日から12月9日まで、と国が定めている障害者週間の啓発行事として、練馬区が主催している『ねりまユニバーサルフェス』の一環で、練馬文化センター大ホールでこの日開催された『Nerimaユニバーサルコンサート』に出演し、『ホルベルク組曲』の第一楽章と第五楽章を演奏しました。

このコンサートは、練馬区文化振興協会の理事長であるヴァイオリニストの大谷康子さんがプロデューサーを務めるファミリーコンサート。石オケ・クニトオケも「みどりの風区民コンサート」(練馬区70周年プレイベント)出演などの地域貢献が認められ(たのかどうかはわかりませんが)、声をかけていただきました。

イベントのコンセプトは

「国籍や年齢、障害を超えて集うオーケストラと合唱の大共演!」

ということだそうで、「インターナショナル」を標榜している上に、6歳から60ウン歳まで揃っている石オケ・クニトオケ合同チームは、

「私たち、ちゃんとコンセプトに適ってるね。」

と勝手に納得したのでした。

 

 

 

午後2時半に三々五々集まってきた両オケの団員たちは、まず、本番舞台でのゲネプロに臨みます。客席から見ると、こんな感じに見えます。なかなか壮観です。この大ホールの広い舞台にも負けていません。

 

 

ところが、いざ演奏を始めてみると、このホール、案外、音が響きません。どうやら練習より一段、強めに音を出さないと音楽が届かないことがわかりました。実は、石オケの来年の定期演奏会も、この同じ舞台で行われるのです。石オケにとっては、来年に向けての貴重な体験の場となりました。

 

ゲネプロを終えて、本番の6時半まで約3時間の中休みとなりました。楽屋では、それぞれ思い思いに待ち時間を使っています。

折り紙の紙飛行機を飛ばして遊んでいる子、宿題や試験勉強にいそしむ中学生、大人たちは車座になって、主催者から差し入れのあったおむすびをほおばりながら、真剣な話からそうでもない話までコミュニケーションに余念がありません。

 

 

 

再集合時間の午後5時になりました。ゲネプロでの響かない音に危機感を抱いたマエストロ。本番前のウォーミングアップの必要性を感じた様子です。

「楽器を開けて、集合」

の掛け声がかかります。弓をしっかりと使うべく、ホルベルクの第一楽章を、わざとゆっくりテンポで弾かせます。

 

 

ついさっきまで、おしゃべりに忙しかった大人たちも、紙飛行機を飛ばしていた子供たちも、みんな真剣な表情で弾いています。

 

 

 

 

 

 

楽器も十分あたたまり、気持ちもグッと高まってきたところで、いざ出陣!

舞台袖に向かう通路には、プロデューサーからのこんなメッセージが書かれていました。

 

 

 

そして本番。舞台にライトが入ると、やはり気持ちが高まります。ゲネプロと直前リハーサルの反省をいかして、広いホールに負けない音を響かせることができたように思います。

 

 

第五楽章ソロ担当の安藤先生(右)と手塚先生(左) 石オケが誇る二人のミューズたち

 

第五楽章の安藤先生と手塚先生のソロが、ふだんの練習以上に心地よく響き、団員たちも気持ちを合わせて楽しく演奏できました。

ただ、楽しい演奏時間は、わずか5分で終わってしまいました。欲を言えば、第一、第五楽章だけでなく全楽章演奏したかったですね。

 

 

 

 

 

終演後は、石オケの大人たちで、お決まりの「打ち上げ」です。近頃は、すっかり恒例化し、イベントのための打ち上げなのか、打ち上げのためのイベントなのかわからなくなってきた感があります。今回は、演奏時間が短かったことでパワーが十分残っていたからでしょうか、いつも以上に弾丸トークと笑い声がさく裂する大盛会となりました。

舞台の上で、あの美しいデュオを奏でた二人のミューズも、最後はこうなりました↓↓↓

 

今日は、短い演奏ではありましたが、第6シーズンの初舞台として練習の成果を披露する機会をいただき、大勢の観客の方々から拍手をいただくことができてよかったと思います。石オケにとっては、来年の定期演奏会に向けて同じ舞台で様々な体験を踏むことができたことも大きな財産になりました。来年の定演でも、こんな風に堂々と胸張って終演を迎えられるよう、頑張っていきましょう。

 by A.E.<Vn>