12月26日、今年最後の練習日です。
今日の練習は、ドボルザークの弦セレから。かなり弾き込んできた曲だけに、マエストロの注文も細かくなってきます。できる限りピアニッシモで、でも余韻を持って、かつ優雅に。う~ん、難しい~
ちょっとストレスを感じたところで、ブレークタイム。今日はうれしいご褒美付き。海外から里帰りされている元団員の方がこの日は飛び入り参加。英国土産のクッキーを差し入れてくださいました。
「ひとり1枚ですよ~‼!」の声に、どれにしようかな、と思わず指が泳ぎます。
後半はチャイコフスキー弦セレ。
今日のマエストロの一言。
「オー人事のイメージが強すぎる。もっと明るく、開放的に」
もちろん第一楽章冒頭部分のことですね。確かに「オー人事」に捉われて、知らず知らずのうちにストイックで切羽詰まった演奏になっているかもしれません。魂を解放して、キラキラした気持ちで演奏を始めましょう!
練習室の外では、漆黒の闇の中、冴え冴えとした満月が光っていました。さあ、年明けからは、いよいよルドルフ・ハケンがスタートです。
気持ちも新たに2016年を迎えましょう。
みなさん、よいお年を!