4月9日練習会。今日は、いよいよチャイコフスキー弦楽セレナードを通しで練習します。
冒頭から改まったマエストロのご挨拶。どんな厳しい内容かと思いきや…
「それは、健康です。本番に向けて緊張が高まってくると体調を崩しがちです。これからは何より健康を大切にしてください!」
マエストロから団員のみなさんへの、多分に自戒を込めた?今日のメッセージです。本番の舞台で、楽しみながら最高のパフォーマンスを発揮できるよう、しっかり心に刻みましょう。
さて、第一楽章から第四楽章まで、初めての通し演奏です。パート練習の成果か、以前よりずいぶん、自信をもって力強い音が出るようになってきました。マエストロと一緒に呼吸することもできるようになってきましたし、ほかのパートの音を聴く余裕も生まれてきたようです。通しで演奏することで、細切れで練習しているときには見えていなかった楽曲全体のテーマも見えてきたような気がします。
休憩の後は、アンコール曲の練習。初参加の団員たちは、ほとんど初見状態であたふたしながらの演奏でしたが、マエストロ曰く
「アンコールこそ、一番余裕をもって弾けなくてはいけないものなんです。」
確かに、アンコール曲を楽譜と首っ引きで弾いてる図は絵になりませんね。余裕の表情で弾けるように、こちらも練習の手抜きは禁物です。
メイン曲の初めての通し練習。まだまだの部分も多いですが、マエストロも、「それなり」の手ごたえを感じた様子。ドヴォルザークの弦セレの完成度と合わせて、本番に向けてだいぶ光が見えてきたようですね。
もうひとつの「あの曲」を除いては…