10月1日。10/10の区民コンサートに向けて、先週に引き続き今日も練習会です。
石オケのホームグラウンド・ふるさと文化館の掲示板にも、薪能のポスターに並べて「区民コンサート」のポスターが掲示されました。いよいよ、4thシーズン最初の本番が近づいてきました。
おや、ポスターの下の方をよく見てみると…
万が一、区民コンサートが雨天中止となった場合に、石オケとクニトオケから地元の皆さんのために開催する『自主コンサート』のご案内も地味~に貼ってあります。
でも、当日はこんなポスターは必要ないくらいの晴天が広がることと筆者は信じています。
さて、この日の練習会は。まず手始めに『ラデッキー行進曲』と『練馬区の歌』で景気づけです。先週のブログを読んで、みなさん、イメージトレーニングを積んでくれた効果でしょうか?『練馬区の歌』グンと流れがよくなりました。みんな、マエストロに負けないノリで、歌うように演奏しています。来週の石神井中学校吹奏楽部の生徒さんとの顔合わせが楽しみですね。
次はドヴォルザークの弦セレ。課題の冒頭部分は、ようやくマエストロの合格点をいただけるくらいになってきましたが、別の箇所で、また新たな課題をいただきました。この曲は、来年6月の定期演奏会で全楽章合わせて再演が予定されています。課題を一つひとつクリアしてよりよい演奏を目指していきましょう。
最後はたっぷり1時間にわたってチャイコフスキーの弦セレ第一楽章。客員コンマスの伊東先生、張り切っています。オケのほかにも山と抱えたお仕事でややお疲れ気味のマエストロに代わって、鋭い指摘を飛ばしています。先週の練習のときから指摘されていた「音楽の流れ」の作り方について「ほかのパートのメロディに乗っかること」を軸に的確な指導をいただきました。2ndヴァイオリンやチェロのトップや、はるばるコントラバスの団員のところまで飛んでいっては、実演を交えて熱く語っています。これまでも、マエストロの難解な?ボディランゲージを適切な日本語に翻訳したりして絶妙なフォロー役を果たされている先生ですが、どうやら、4thシーズンの伊東先生は、またひと味違うようです!これからが楽しみです☆
さて、この日の仕上げの演奏を前に、マエストロがかしこまっておっしゃいました。
「ちょっと、さびしいことを言います。石オケでこの弦セレを演奏するのは、あと2回だけです。」
その言葉を聞いただけで、いきなり冒頭の音が泣いていました。演奏しながら、背中がゾクゾクっとしました。オーケストラって、生き物なんですね。
でも、弦セレのコンセプトは「明るく華やかに」でした。コンサート本番では、みんな笑って、華やかに最後の演奏を締めましょう。
ここからは、事務連絡です。
次回10/8の練習会は、クニトオケ・石神井中学校吹奏楽部と一緒に、石神井中学校にて行われます。開始時間も通常と異なりますので、配信されるメールをよく読んでお間違いなく。会場は学校ですので、上履きの持参も忘れずにお願いします。
もう一点。区民コンサートは野外演奏、ということで、最大の敵が
「風」 です。
楽譜を譜面台に固定する道具が必須です。とりあえず、洗濯バサミでOKということになりましたので、各自、ご用意をお願いします。色や形は特に揃えなくてもよいそうです。
試しにやってみました。
←こんな感じになります。
これくらい大きさのものであればOKですが、
←左図のようなのは、強力でよさそうですが、カッコ悪いのNGです。
洗濯バサミは、ちょっと…という方には
→ 右図のようなものも使えそうです。
左側は髪どめ、右側は目玉クリップです。
もっとスマートな方法を考案された方は、ぜひご提案いただければと思います。
それにしても気になるのはお天気です。10月に入ってからも、まだ不順な天候が続いています。団員のみなさま、読者のみなさま、10/10が絶好の秋晴れに恵まれるよう、てるてる坊主にお祈りしてください。
by A.E.<Vn>