3月12日、定例練習会の様子です。
今日のメニューはチャイコフスキーの弦楽セレナード第1、第4楽章の復習です。
6月の定期演奏会のフライヤーを見て、ルドルフ・ハケン先生の演奏会?と思った方はいませんか。もちろん、ハケン先生は、私たちのとっても大切なゲストではありますが、
忘れてはいけません!
演奏会の主役は私たち石オケの団員なのです。そして演奏会のメインとなる楽曲は、この弦セレなのです。誰もが知っているあのイントロと、同じメロディーが再現するラストで、どれだけ聴衆を惹きつけられるかに、演奏会の成否はかかっているのです!!
というわけで、今日の練習は、私たちのメインディッシュ。それゆえか、マエストロの指導にも力が入ります。
まだまだ楽譜を追うのに必死で、マエストロの求める音量になかなか達していないようで、あれっ、ふと気が付くと、いつの間にかマエストロが弾き振りしています。さすがヴァイオリニストですね。
今日も、マエストロから珠玉のお言葉がありましたよ。
「オケでは、タイの後の音は無理に弾かなくてもいいです」
「右手で、ドレミファソって弾いてください」
いずれも、言わんとするココロは、楽譜どおりにすべての音を正確に鳴らすことより、音楽の流れに乗ることの方が大事、ということでしょうか。う~ん、言うは易し、行うは難し…まだまだ、修行が必要ですね。
最後に、団員・団友の皆様にお願いです。
在日ジャマイカ大使館関係者である石オケ団員から、使っていない楽器の寄贈の依頼がありました。National Youth Orchestra of Jamaica というジャマイカの学生弦楽オケが、楽器を求めています。楽器の種類、大きさは問いません。お手元に眠っている弦楽器をお持ちの方がいらっしゃいましたら、西谷先生まで情報をお寄せください。
楽器が取り結ぶご縁で、ジャマイカと国際交流できたら、素晴らしいことだと思いませんか?みなさま、ぜひご協力をお願いいたします!