5月28日の練習会です。
…が、その前に、石オケの練習拠点をご紹介しましょう。
都立石神井公園の二つの池、石神井池と三宝寺池を隔てるちょうど中間点のあたりにある「練馬区立石神井公園ふるさと文化館」の多目的会議室が、石オケの定例練習会場です。
郷土博物館等を併設しているため、博物館閉館後の夜間の時間帯に限るとの条件で使わせていただいています。
さて、石オケ3rdシーズンも、この「ふるさと文化館」での練習は、あと2回を残すのみとなりました。
この日のメニューは、ルドルフ・ハケンとドヴォルザークとチャイコフスキーの第1~第4楽章とアンコール用のあの曲と…って、つまり、全部です!本番まで1か月を切り、いよいよ総合練習に入りました。
練習開始を前にマエストロのお言葉。
「みなさん、本番の日は替えの弦は必ず用意しておきましょう。」
演奏者が緊張が、なぜか楽器にも伝染して本番直前に弦がブチッ!ということは少なからずあることです。心細やかなアドバイスをありがとうございます。
さて、練習開始はルドルフ・ハケン。これまでやったことがないくらいの速さでスタートして、どうなることかと思いましたが、途中で止まることなく無事にフィニッシュ。残りひと月となったところで、やっと全体の流れと各楽章の空気感がつかめたようです。じゃあ、もう一度?と思ったら
「はい、では次の曲」
えっ、もうおしまいですか?どうやらハケン協奏曲は、6月に入ってから怒涛のラストスパートをかけるようですね。
「それでは、ドヴォルザークで癒されましょう」
いえいえ、2ndvl担当の筆者にとっては、ちっとも癒されません。この曲の、というより演奏会全体の第1小節目こそ、最も緊張するパートだから。ポイントは、マエストロと一緒に呼吸すること。こわがらずに、でもピアニッシモで、美しくヴィブラートを利かせて…
続いてアンコール曲を軽く練習してから、ちょっと早めの小休止。お楽しみのおやつは、またまた一時帰国に合わせて遊びにきてくださった元メンバーの英国土産「スコッチクッキー」と現役メンバーの鹿児島土産「さつま芋タルト」のダブルで豪華に。
お腹も少し落ち着いたところで、後半はチャイコフスキーの弦セレを、各楽章ポイントを絞ってさらいました。今日からコントラバスも加わって、演奏がぐっと引き締まってきました。それぞれ自分以外のパートの音を聴きながら演奏する余裕も出てきたようで、息もぴったり合ってきたように思います。
「だいぶ揺らすことができるようになって、面白くなってきました。」
マエストロも、仕上がり具合にかなり満足された様子です。本番に向かって、さらに満足度を上げてもらえるようにがんばりましょう!
今週からは、本番に向けて毎週、練習が続きます。兄弟分のクニトオケの演奏会が終了し石オケ一本となるため、来週からは、練習時間もアップします。練習場所も一部変更になっていますので、メンバーのみなさんは、今一度、メールの確認をお願いします。
クニトオケの演奏会も、大成功の裡に無事終了したようです。石オケも負けないように後に続きましょう!!