4月27日の練習会〜忘れてませんね!〜

若干疲れて切っているマエストロとヴァイオリンの伊東先生

4月27日。2019年限定のスペシャルGW初日の今日も、石オケは練習です。

そして今流行りの言い方をすると今日が「平成最後の」練習です。

さて、今日の練習はアンコール曲のバーバー『アダージオ』から始まります。

「前回の練習でやっとこの曲が理解できてきたところだから、今日もう一度しっかり練習して自信を深めましょう。」

という団員からの積極的な申し出を受けて、練習メニューに急遽加わりました。

また「長い音符が数えられない」という団員たちの悩みを解消するために、マエストロが練習番号ごとにどのパートが主旋律を担当しているかを説明してくださり、曲全体の構造がようやく見えてきました。後はこの曲の持つ「深い祈り」の気持ちをいかに演奏に込めていけるか、が課題です。

次の練習曲はホルベルク組曲。この曲の全体練習は久しぶりです。もしかすると昨年10月に出演した『Nerimaユニバーサルコンサート』以来の演奏だったかもしれません。

「みなさん、ホルベルク、ちゃんと覚えてますか?忘れてませんね!本番で弾くんですよ!!」

マエストロの号令のもとで、演奏を始めましたが、かなり忘れています。各楽章のテンポ感も手さぐりで始まったり、マエストロこだわりの「ま」(間)も忘れていたり…

第二楽章『サラバンド』は第二ヴァイオリンとヴィオラのアンサンブルで始まるのですが、それぞれのパートがさらに2つに分かれた四声の複雑な構造になっています。この部分のバラバラ感が気になったマエストロは、両パートを向かい合わせに座らせてもう一度演奏させます。すると

「お〜〜、素晴らしい!さっきと全然違います。きれいなアンサンブルになっていますよ。」

アンサンブルにちょっとだけ意識を向けるだけで、音楽が生き生きしてくることを実感した瞬間でした。

そんな訳でホルベルクの練習は順調に進み、第三楽章『ガヴォット』に入りました。この楽章は、<ガヴォット>→<ミュゼット>→<ガヴォット>、そしてFine(フィーネ)で終止、という構造なのですが、<ガヴォット>の中ほどにFineと音型が同じ“Fineもどき”があります。演奏が、その“Fineもどき”に差し掛かったところで、

エッ、おやっ、あらら??

突然リタルダンドがかかって、マエストロは振り終えてしまったのです。

まだ、先があるはずなのに、演奏を終わりにされて一同唖然。

『ホルベルク組曲』を一番忘れてたのは、マエストロでした!

「でも、誰もその先まで弾き出す人がいなかったっていうことは、私たち、ちゃんと指揮を見てた、ってことだよね」

と、練習後の反省会で、みんなで笑いましたが、しかし本番でも何が起こるかわかりません。

もしかして、ハプニングが起きても動揺しない練習のために、マエストロはわざとあそこで終わりにしたのでしょうか…

いえいえ、違います!違いますよね、マエストロ!!

練習の最後は、前回のアンケートにしたがって『弦楽セレナーデ』の第四楽章。

高速で弾き切れていないところがあるのでもう一度練習したい、と手を挙げた団員が多かったのですが、今日の練習はいつも以上の高速で「速過ぎて、結局今日も弾けなかった」の声も、ちらほら上がっていました。

さて、これですべてのプログラム曲の個別練習は終了、あとは仕上げの通し練習に入ります…と思ったら、もう一曲、ありました。まだまったく手つかずのプログラム曲が!

ジョン・ケージ作曲『4分33秒』

今回のプログラムで一番の“難曲”であります。もしかして練習なしでぶっつけ本番?と戦々恐々としていましたが、いよいよ次回、練習するそうです。

どんな練習になるのか、今から楽しみです。

GWとクニトオケの本番を挟んで、次回の練習まで3週間と間が空きます。

これまでの練習のポイントを再確認して、ラストスパートを迎えましょう。

by A.E.<Vn>

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