5月18日の練習会〜4分33秒〜

リハーサル@こもれびホール

5月18日。3週間ぶりの顔合わせ…と思ったら、なんと本番まであと二週間にせまっています!

今日の練習は、ホームグラウンドのふるさと文化館が使用できないため、お隣の西東京市まで足を延ばして、『保谷こもれびホール』のリハーサル室をお借りして行われました。西東京市役所に隣接したなかなかステキなホールです。

西武池袋線沿線には、来月の本番が行われる練馬駅前の練馬区文化センターを始め、大泉学園・保谷・東久留米・清瀬と音楽ホールが多いようです。石オケの本拠地である石神井公園にも、いつかホールができたら最高ですね。

こもれびホール玄関

 さて、今日から練習会は本番モードに突入。プログラムにしたがって通し練習を行います。ホルベルク組曲とハケンの協奏曲をさらっと通したところで、いよいよ次は、この日が初練習のジョン・ケージ作曲『4分33秒』の時間です。

前回のブログでも触れたとおり、この曲は石オケの歴史の中で最大の『難曲』です。この曲は、100の楽団があれば100とおりの演奏になります。そして同じ楽団が100回演奏したとしても、一度として同じ演奏はできません。曲のリズムもテンポも毎回一定していませんが、それなのに、演奏時間だけは、必ず4分33秒なのです……

謎ですね〜

この曲をご存知ない読者のために、予備知識はこれくらいにしておきましょう。

あとは、聴いてのお楽しみです。

われわれのようなアマチュア楽団が、何の説明もなしに曲の「演奏」だけして舞台の袖に下がっていったら、半数くらいのお客様から「ふざけるな〜〜」と罵声を浴びせられてしまいそうです。だからでしょうか。演奏の前に、マエストロはちゃんとレクチャーの時間を用意しています。近頃、石オケの名物コーナーとなりつつある「実地演奏付き曲目解説」が今年はさらにグレードアップして行われるようです。

そしていよいよ「演奏」の時間です。団員一同、どうしたらよいのかわからず固まっています。緊張と困惑の波が漂う中で、初めての『4分33秒』は終わりました。

4分33秒を振るマエストロ

マエストロは、この現代曲に、さらに2000年代的な解釈を加えようとある小道具を使用しようとしたのですが、やってみるとこれにもいろいろ問題があるようで、仕切り直しとなりました。さらに、プログラム中に『4分33秒』があることに共演のルドルフ・ハケン先生が大いに興味をそそられているとの情報があり、ひょっとすると世界初の「5弦ヴィオラソロ付きの4分33秒」が実現するかもしれず、どんな「演奏」になるのか謎のヴェールにつつまれたまま、本番当日を迎えそうです。

『4分33秒』は、思った以上に体力を消耗する時間であることが、やってみて初めてわかりました。この後にチャイコフスキーの弦セレ、バーバーのアダージオと続く後半は、演奏者にとって忍耐のプログラムとなりそうです。

by A.E.<Vn>

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