みなさま、お久しぶりです。
石オケが、3年ぶりとなる来年の定期演奏会を目指して、いよいよ再始動します。
世の中は、いまだ緊急事態の真っ只中ですが、2022年こそ文化芸術活動の復権の年となると信じて、来月から、いよいよ活動を再開する予定です。
7月17日、再始動に先立つ指慣らしの時間として『石オケ1日弦楽セミナー』が開催されました。会場は、もちろん、石オケのホームグラウンド・石神井公園ふるさと文化館です。石神井池は、以前と変わらない佇まいで、私たちを迎えてくれました。
今日のメニューは、復習と新シーズンの予習を兼ねて、芥川の『トリプティーク』第一楽章とグリーグの『過ぎにし春』です。自由参加ということもあり、集まった団員はやや少なめでしたが、入団希望の体験参加の方や団員以外のオープン参加の方も加わって、何とかバランスよく形が整いました。
そんな中、なんと出席率100%!初日から全員集合したのが講師の先生方でした。
やる気、満々ですね。もしかすると、石オケの再開を団員以上に楽しみにしているのは、先生方なのかもしれませんね。
施設側の要請で、今日は9時までに完全撤収しなければなりません。短時間集中でセミナーは進みます。以前にやった曲の復習ということで、細かいことは抜きに、通しで何度も繰り返します。しかし、1年半のブランクは、思った以上に大きいようで、あんなに一生懸命練習していたはずなのに、全然、弾けなくなっています。焦る筆者……
それでも何度か弾いているうちに、やっと指が思い出してきてくれたようです。
それと同時に
「ああ、この音、石オケの音、この空気感、石オケの空気感…」
懐かしくよみがえってきました。また来月からこの世界に戻ってこれるのか、と思ったら、胸が高鳴るのを感じました。
最後に、今日のまとめとして、両曲を録音して『1日弦楽セミナー』はお開きとなりました。その成果は、西谷先生所有の超ハイスペックウルトラスーパー編集ソフトの力を少しだけ借りて、本HP冒頭のとおり結実しました。みなさん、素晴らしい!!でも、もちろん来年の本番では、これ以上のクオリティーに仕上がることは間違いないですよね。みなさま!
1日セミナーにご参加のみなさま、お疲れ様でした。石オケ新シーズンの初日は、来月21日に予定されています。新型コロナウィルスは、まだまだ予断を許さない状況ではありますが、予定どおり無事に開始できることを祈りましょう。
by A.E.<Vn>