11月27日、練馬区の農業体験農園で野菜作りをされている方々の懇親会(収穫祭)で、石オケメンバー有志8人による余興演奏をしてきました。
さて、本番当日、懇親会場である練馬区大泉学園にあるJAの「こぐれ村」に早めに行くと、もう既にお手伝いの方々が料理を作り(なんと会場の隣の部屋には炊事室があるのですよ。さすがJA)会場のセッテイングを行っていて、準備が着々と進んでいました。
一方、懇親会のプログラムに目を向けると、 バンド演奏 と書かれており、他に我々石オケの演奏に該当するようなプログラムが見当たらない!
「えっ、これって私たちのこと?」
と、つぶやく団員…まぁ、これも愛嬌ですね、逆に親しみがわきました。
そんな中、テーブルに用意され始めた「芋煮」などの料理やお酒の「越乃寒梅」に目を奪われながらも、石オケの名に恥じぬよう1時間ほど練習を行い本番に備えました。
そのあと、石オケの紹介、というより宣伝ですかね、ちょっとトークを入れ、こんどは、同じくモーツアルトの「ディベルティメント K136」を演奏しました。このころになると、皆さんは、お料理、お酒、楽しい会話に盛り上がり、演奏もBGM的存在に…でもこれも想定内、みんなが生演奏のもと食事を楽しんでいただければ「これも良し」です。続いては、クラシックに縁のない人も楽しめるようにと、誰でも知っている美しい旋律のポピュラーソングを2曲演奏し、筆者も思わず酔ってしまいました。(お酒でなく、演奏に、ですよ!念のため)ともあれ、いろいろ反省点はありましたが、好評のうち無事演奏を終えることができました。
演奏会のあとは、これまでの緊張から一気に解放され、お腹を空かした団員たちは「いざ、芋煮へ!」と、料理テーブルに向かったのは言うまでもありません。この芋煮、ひとくち口にしただけで、口の中に幸福感が満ち溢れ、みんな口々に「来年もぜひ呼んでほしいね」と言っていました。その後も、懇親会に参加された多くの方々に声をかけられ、ほんとうに楽しいひと時を過ごすことができました。
最後に、農園主の小美濃様をはじめ、懇親会の準備、進行をしてくださった方々よりほんとうに心温まるおもてなしをしていただき、また新鮮野菜まで頂きまして、この場を借り団員一同感謝申し上げます。ほんとうにありがとうございました。
by Y.T. <Vn>
♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯♭♯
石オケは「Int’lオーケストラ」を標榜して、国際的な交流や共演を視野に入れて活動するオーケストラではありますが、一方、地域や身近なコミュニティとの交流も大切にしています。今後も、出前演奏の機会をいただきましたら、ご報告させていただきます。