石神井Int’lオーケストラ第4回定期演奏会!

写真撮影 秋谷様

(※西谷国登音楽監督ブログより!)

昨日(6月18日)石神井Int’lオーケストラ第4回定期演奏会を清瀬けやきホールにて行いました。

演奏会から打ち上げ(2次会迄)終始大盛り上がりの1日でした(^^ゞ

御来場くださりました皆様をはじめ、スタッフとして受付裏方を務めてくださったクニトInt’lユースオーケストラの保護者の皆様をはじめ、講師の先生方、そしてエキストラでご参加頂きました方々、ご協力本当に有難うございましたm(__)m

また、カルミナストリングさま、志栄学舎さまをはじめとする、スポンサーの皆様のご協力に感謝申し上げます!

そして!なにより石オケ(シャクオケ)団員の皆々様!事務局長の深町様、ステマネを務めて下さった小林様、そして奏者と裏方を兼任して頂きました皆様!大変お疲れ様でしたm(__)m

今回、色々な意味で、想像以上の素晴らしい演奏会になりました。

まずは!御来場下さりましたお客様が開場前の10分以上も前から、何十名も列を作って待っていらしたとの事!

当初予定していた開場時間を10分前倒して開場致しました。

そして、何より演奏!演奏会迄のどの練習よりも良い演奏が出来たのでは無いでしょうか。

今回の演奏会では、皆さん無意識に指揮を確認する余裕が出来てきまして、段々と細かい指示を受け取る事も出来るようになってきたかなと思います。

本当に石オケは、本番にやはり強い!圧倒的な集中力を魅せていただきました。素晴らしかったですよ!皆さんの笑顔が見れて私も大満足です!

 

曲順に私視点の感想を述べて行きますね(^^ゞ

モーツァルト:ディベルティメントK138

第1回目の定期演奏会、石オケ最初のプログラムは、モーツァルト作曲ディベルティメントのK136でした。そして、今回はK138に挑戦致しました。

個人的には、私、この曲が1番緊張致しました。(団員さん達はきっと、技術的に難しい後のオクテットか弦セレの方が緊張されたかもしれませんが。)

勿論この曲が、コンサート一番最初のプログラムだったこともありますが、なによりモーツァルトのディベルティメントは、弦楽合奏での基本中の基本。

この曲がぐちゃぐちゃな完成度なら、「オケを立ち上げてから4年間いったい何をやってきた!?本当に弦楽器出身の指揮者か??!もう音楽界を追放だ!!」と音楽の神さまに言われてしまう。

その位、緊張感を持って挑んだ一曲でした。

そのモーツァルトを、演奏会の最初の曲として、形ある演奏ができた事は大きかったと思います。

石オケが団員数だけではなく、レヴェルも成長してるんです!と言える演奏だったかなと思います。

メンデルスゾーン:弦楽八重奏(オクテット)

最初、私のMCとオクテットの曲目解説を入れてみました。

曲目解説は、某テレビでやっていた音楽会みたいだったと評価を頂いたり、アンケートの結果でも評判が良く、曲目解説を入れて良かったなと思います。

来年も同じような事をやってみようかなと思います。

しかし!!団員の中には「先生MC良かったけど、全然滑らなかったから面白くなかった!今度はメモなし、暗記で!」という声もあり??どうやら、私のMCは、失敗があってこそみたいです(^_^;)

オクテットは、練習で想定外な事が数多く起きて、とても苦労致しました。

この曲は、通常8人奏者で演奏する曲なので、弦楽オーケストラで演奏すると色々と問題が起きるのです。

オーケストラ二列目(2プルト目)以降の奏者達が、「他のパートの音が聴こえない」「前の人の音が聴こえず、パート内で綺麗に合わせようが無い」という問題を訴えておりました。

一番後ろで演奏している方達に至っては、音が指揮者のところまで届くのが遅く聴こえる始末。並び方も工夫が必要で大変でした。

なので、本番はもしかしたらアクシデントが起きるかもしれない!?として覚悟して臨んだオクテットでした。

ですが、皆さんの凄い集中力で、大きなズレや事故は全く無く、音楽的にも盛り上がり驚きました!

演奏後は、皆さん清々しい表情で、休憩中、まるで演奏会後の様な雰囲気でしたm(__)m

私は、そんな状況に慌てて皆さんに「(後半は)まだドヴォルザーク有りますからね!!」と舞台裏で呼び掛けておりました!笑

 

ドヴォルザーク:弦楽セレナーデ

昨年1楽章だけ演奏した、ドヴォルザークの弦楽セレナーデ。今回アンケートで1番の評判でした!

皆オクテットで力が抜けて、程よい力加減で演奏出来たのかも?!しれません。

舞台上は、後半、体感温度70度のサウナの様な暑さでした。スポットライト、ステージ衣装、そして熱気溢れる演奏が理由だと思います。

私も暑くて少しふらつきました(笑)ですが、最後まで皆さん集中力マックスで熱演して下さいました!

昨年は、チャイコフスキーの弦楽セレナーデを演奏し、今年はドヴォルザークの弦楽セレナーデを演奏しました。つまり、これで有名な2大弦楽セレナーデを全曲演奏会で演奏出来た事になりました。

一目置かれる弦楽オーケストラとして?確実な一歩踏み出せたのでは無いかと思います(^^ゞまたいつか、どちらの弦楽セレナーデも再演する予定です!楽しみです!

少しだけ、私の内緒のお話です。

私の中で、第4期は、第5期の準備的な1年として考えておりました。

昨年共演を行ったR.ハケン教授には、石オケを褒めて喜んで頂きました。

ですが、来年の再共演の際にハケン教授に「(レヴェルが高くなり)別のオーケストラと共演しているのではないか!?」と驚かせたい!!そういう目標が私の中に有りました。

なので、(多少皆さんにストレスを掛けてしまったと思いますが、)団員の皆様にはレベルアップをして頂きたく、ドヴォルザークにメンデルスゾーンのオクテットという、本来ならどちらもメインになりえる大曲を2曲プログラムを今回選曲させて頂きました。まず今年量をこなし、第5回定期演奏会では、高い質の演奏を目指せたらと考えておりました。

ですが!

石オケ団員の皆さんは、私の想像以上の演奏をされ、想像以上のワイワイ楽しい雰囲気で、想像以上の演奏会を作り上げたと思います。理想の演奏会であったと思います。

次年度は、遂に勝負を掛けます!第5回定期演奏会では、イリノイ大学ヴィオラ科のルドルフハケン教授との再共演。クニトオケとダブルヘッダーの演奏会。そして、指揮がとても複雑で難しいバルトークの弦楽のためのディベルティメントという難曲、私の体力&集中力が果たして持つのか疑問ですが、精一杯努力致しますので、応援何卒よろしくお願いします!m(__)m

次回の第5回定期演奏会は、2018年5月27日日曜日、同じく清瀬けやきホールにて行います!!!沢山のまたの御来場お待ち申し上げます!

P.S. 今までの定期演奏会の写真と曲目を載せている、石オケの歴史ページ更新致しました!是非御覧ください(^^ゞ

 

以下 演奏会&打ち上げの写真です。今回写真撮影をしてくださりました秋谷様に感謝申し上げます!


※クリックすると拡大します!


明石団長と色んな意味で最強なグループ!
豊かな経験で石オケを優しくサポートされるベテラン方
毛利先生を筆頭に静かに石オケを多大に支えるチェロ群!
楽しく盛り上げてくれる、お姉様達と楽器の王子様達
伊東先生とその良き理解者達(^^ゞ