12月22日の練習会〜「楽しく弾ける」が大事〜


12月22日。今年最後の練習会です。

今年の石オケも、いろいろなことがありました。
NHK-BSのテレビ出演、ずいぶん前のことのような気もしますが、今年の2月のことでした。悪戦苦闘したバルトークの『ディヴェルティメント』、そしてハケン先生との2度目の共演が実現した定期演奏会。つい先日の『Nerimaユニバーサルコンサート』出演もありました。そして、気が付いたら団員数もうなぎ登りに増えて、大所帯となりました。

冒頭、マエストロから前振りの長いお話がありました。

マエストロの生徒さんが参加したコンクールの楽屋でのこと。演奏開始ギリギリまで、あれこれ生徒に指示を与え叱咤激励するある先生の姿にマエストロは衝撃を受け、コンクールで優勝させるためには自分もこれくらいの姿勢で臨むべきなのか、と迷いが生じ、長年、教育現場で子どもたちの教育に携わってきたひとりの石オケ団員にこの話をしたところ

「先生、何をおっしゃいます!“楽器が楽しく弾ける”この体験こそがこれからのその子の人生を豊かに彩るのです。楽器を弾くことが嫌いになってしまったら、その彩を奪うことになるのですよ。」

と言われたそう。

ふむふむ、さすがは教育者、いいこと言いますね。そう、楽しく弾くことが一番です!

と団員一同、感心しながら聞いていたのですが、マエストロの反応は、私たちの想像を超えて、まったくベクトルが違っておりました。

「そうか、楽器が楽しく弾けることが大事なんですね。つまり楽器が弾けるから楽しいんですよ!だから、みなさんに、楽器を弾けるようになってもらうことにしました!そういうことで、今日は、ゆっくりやります。さあ、弾けるようになりましょう!!」

え〜、何、それ…

予想外の論理展開に、今日も狐につままれる一同でした。

でも、念のため。西谷教室のモットーは「楽しくて熱中していたら、いつの間にか上達していた」です。本当は、誰よりも「楽しく弾く」ことを大切にしているマエストロなのですよ。

ピッチカート指導中のマエストロ

さて、今日の練習メニューはチャイコフスキーの弦セレ、全楽章です。前半の練習会で繰り返してきたここまでの成果を試します。全体に技術的にはまだ課題が多いものの、音楽的には、少しずつですが、マエストロの要求をキャッチできるようになり、また、パート間の連携も理解できてきたように思います。いまだにフィンガリングが確定できず、ボウイングにも迷っている筆者は、ゆっくりでも、結局、弾けていないところは弾けないことがわかり冷や汗の連続となりましたが、部分的には「楽しく弾けた」ところもあり、手ごたえを感じた今年最後の練習となりました。

練習会の後は、いつもの中華で、今日は「忘年会」という名前の打ち上げです。名前は変われど、やってることは同じ、出席者の笑顔と笑い声が弾けるのも、いつもと同じです。

さあ、いよいよ年明けからは、ハケン先生の『五弦ヴィオラのための協奏曲』とバーバーの『アダージオ』の練習も始まります。定期演奏会本番に向けて、練習も本格化していきます。2019年も写真のような、最高の笑顔でがんばっていきましょう!!

by A.E.<Vn>

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