2月25日。今日の石神井はいちだんと寒い夜となりました。外は冷たい風が吹き抜け、時折、風花が舞っていました。
寒い外とは裏腹に、練習会場は今日もヴォルテージがうなぎ上り。熱気と笑いに溢れた楽しい練習会となりました。
冒頭のマエストロのお話です。
「今日、日中レッスンをしてきたのですが、この服装でレッスンしていたところ、小学校3年生のある生徒から…」
先生、〇〇〇〇〇〇みたい
と言われた、というのですが、さて、誰に似ていると言われたのでしょう?
すると、某団員から間髪を入れず答えが返ってきました。
「わかった!ゼレンスキー大統領!」
大正解でした。ユニクロ風のシンプルなスウェットにラフなパンツ。全身アーミーカラーで固めたところが、確かにゼレンスキー氏のファッションそのものですね。体格はかなり違いますが、ファッションだけでなく、四角ばった顔の形とかもみあげのあたりの感じも似ているような気がしませんか?「時の人」にしっかりフォーカスした鋭い観察眼、小学3年生の感性や、恐るべしです。
こちらの写真、チャイコフスキーを演奏する『クニトスキー』氏です。どうでしょう、似ていますか?ウクライナとロシアの架け橋になれるでしょうか?泥沼な戦争に終止符が打たれて、敵味方なくよい音楽はよい音楽として演奏し、鑑賞できる日が訪れることを願ってやみません。
さて、練習です。今日はチャイコフスキーの弦セレの第一、第二楽章の予定でしたが…
最初に演奏した第二楽章が、短時間で合格をいただけたところで、急遽、『トリプティーク』を譜読みからさらうことになりました。色々とトリックの多いこの曲、初めて演奏する団員にとって譜読みなしの本番ペースは厳しいのでは、と先のブログで書いてみたのが功を奏したようです。団員の声をお聞き届けいただきありがとうございます。練習の仕方もわかり、みなさん、これで安心して本番に向かっていけるのではないかと思います。
後半は弦セレの第一楽章を集中して練習しました。
「みなさん、けっこう弾けてます。」
マエストロにもまずまずの手応えを感じていただけたようです。でも、もちろん課題はあります。16分音符の旋律が、順々にパートを替えて連続していく部分が、どうしてもだんだん走っていき、結果、音がバラけてきてしまいます。解決のポイントは二つ。ひとつは、拍の頭をしっかり意識することです。そしてもうひとつのポイント。この16分音符のパッセージは、必ず異なるパート同士がユニゾンで、あるいはハーモニーを作りながら、コラボレーションで動いているので、コラボしている別のパートの音を聴きながら弾くと音が揃ってくるようです。この二点を頭に入れて演奏しているうちに、だんだん音が崩れなくなってきました。
弦セレ、だんだん完成形に近づいてきました!
来週は、早や3月。練習もだんだん総合的なものになっていきます。
ここらでグンとギアを上げて、ステップアップを図っていきましょう。
by A.E.<Vn>
以下、石オケ団員と講師陣による練習後の反省会の模様。
段々とこういう会も増えてきました!もし宜しければ、無理のない範囲内で他の団員の皆さんもご参加ください!